はじめに
オートロックシステムの導入を検討されている皆様、こんにちは!今回はシンアイ産業のFALCOオートロックシステムの取り付け手順について詳しくご紹介します。オートロックシステムの導入は、セキュリティ強化だけでなく、住民の利便性向上にも大いに役立ちます。以下に、取り付けの流れを順を追って説明します。
目次
1.取り付け前の準備
2.エントランス機の設置
3.室内モニターの設置
4.システムの接続とテスト
5.導入後のサポート
1. 取り付け前の準備
取り付けをスムーズに行うためには、事前の準備が重要です。以下のステップを参考にしてください。
現地調査とヒアリング
まず、現地の調査を行い、設置場所や配線経路を確認します。お客様のご要望や建物の構造に応じて、最適な設置プランを提案します。
必要機材の確認と手配
使用するエントランス機、室内モニター、ケーブルなどの機材を確認し、手配します。これには、PoE(Power over Ethernet)スイッチや配線用の工具も含まれます。
インストール計画の立案
設置の具体的な手順やスケジュールを立て、作業員と共有します。
2. エントランス機の設置
エントランス機は、建物の出入り口に設置します。以下はその手順です。
設置位置の決定
エントランス機の設置場所を決定し、壁面に取り付けるための穴を開けます。防水・防塵性能(IP65)と耐衝撃性能(IK08)を考慮して、適切な位置を選びます。
配線の引き込み
電源と通信ケーブルをPoEスイッチからエントランス機まで引き込みます。PoE給電を利用することで、別途電源工事が不要です。
機器の取り付け
エントランス機を壁面に取り付け、カメラやカードリーダーの位置を調整します。取り付けが完了したら、配線を接続します。
3. 室内モニターの設置
室内モニターは各住戸に設置され、エントランスからの来訪者を確認できます。
モニター設置位置の決定
各住戸内でモニターを設置する場所を決定します。一般的には、リビングや玄関付近に設置されます。
配線の引き込み
モニターまでの配線を引き込みます。PoE給電を利用することで、電源ケーブルの取り回しが簡単です。
機器の取り付け
モニターを壁面に取り付け、設定を行います。モニターには、録画機能や内線通話機能も備わっており、住民の利便性を高めます。
4. システムの接続とテスト
すべての機器が設置されたら、システム全体の接続と動作テストを行います。
システム接続
エントランス機、室内モニター、PoEスイッチを接続し、ネットワークの設定を行います。必要に応じて、WiFi接続やスマートフォンアプリとの連携も設定します。
動作テスト
各機器の動作確認を行います。カメラ映像の確認、インターホン機能のテスト、解錠操作のテストなどを実施します。
問題解決
テスト中に発生した問題を解決し、システムの安定性を確認します。
5. 導入後のサポート
システムの導入が完了したら、アフターサポートも重要です。
使い方の説明
住民や管理者に対して、システムの使い方やトラブルシューティングの方法を説明します。
定期点検とメンテナンス
定期的にシステムの点検とメンテナンスを行い、長期的な運用をサポートします。
まとめ
現地調査とヒアリングを行い、最適な設置プランを提案
エントランス機と室内モニターを適切な位置に設置
PoE給電を利用して配線を簡便化
システム接続と動作テストを徹底して行う
導入後の使い方説明と定期点検で安心のサポート
FALCOオートロックシステムの取り付け手順についてご理解いただけましたでしょうか?詳しい情報やご質問がございましたら、ぜひシンアイ産業までお問い合わせください。